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過去のイベント報告萱野峠敷石惚れ掘れ探検隊

 平成19年7月より始まった萱野峠の敷石掘り。地元住民やボランティアの手によって、萱野峠の敷石はこれまでの作業で全長約900mが掘り起こされましたが、そのうち約800mが「萱野峠敷石掘れ惚れ探検隊」によるものです。



2022.9.19 第13回の様子

 ・参加者: 22名
 ・復元・修復距離: 約30m

 8年ぶりに復活した第13回! 新しい敷石を掘り起こすのが困難になった事、地元玉川地区の人足が少なくなったことなどから、休止状態にありましたが、以前の敷石掘りでも活躍したNPO法人ここ掘れ和ん話ん探検隊が中心となり、(一社)やまがたアルカディア観光局とも協力して、久しぶりに開催することができました。数年間、道の手入れが行き届かない箇所は再び土や落ち葉で敷石が埋もれてしまっていました。
 今回は、第2回敷石掘りの頃に作業をした場所の敷石道の手入れをし、当時の美しい景観が蘇りました!
 作業後は郷土料理を囲んで昼食会。朴葉に載せた雑穀やトビタケのおにぎり、わらび漬など山菜を豊富に使ったおかずが沢山用意されました。

十三峠ブログでの報告はこちら→http://mount13.seesaa.net/article/492476225.html
    

以前掘り起こした敷石を、再びきれいに!

地元の食材豊富な郷土料理でお腹も満足

2014.9.27 第12回の様子

 ・参加者: 約40名
 ・復元・修復距離: 29m

 快晴の青空の中で開催された第12回。今回の掘り起こし作業は足の水側から開始したが、なかなか思うように敷石が見つからずに苦戦。その後、これまでに掘り起こした敷石道の修復もしながら玉川方面へ向かったが、その過程で新たな敷石の掘り起こしに成功。常連の参加者が語る峠の話でも盛り上がりながら萱野峠を越え、昼食会では地元の郷土料理に舌鼓をうった。
 掘り起こしが進み、新しい敷石を発見するのが年々困難になってきているが、参加者からは、「峠道の整備作業に関わることができて嬉しい」「来年もぜひ参加したい」などの感想をもらう事が出来た。今後は敷石が残されている場所の推理と、これまでに掘り起こした敷石道の維持・修復作業が鍵になるだろう。
 午後からは希望者を募って森林セラピー基地温身平にて森林浴。天狗平ロッジで行われた夜の交流会も大いに盛り上がった。

 主催: 萱野峠敷石惚れ掘れ探検隊実行委員会
 共催: 越後米沢街道・十三峠交流会、玉川地域振興協議会、NPO法人 ここ掘れ和ん話ん探検隊
 協力: (社)東北建設協会、小国町観光協会
    

作業を始めるもなかなか敷石が出ず苦戦

今回新しく掘りだされた敷石道

2013.9.28 第11回の様子

 ・参加者: 約40名
 ・復元距離: 5m
  ・修復距離: 約30m

 第11回は、地元玉川地域の皆さんや毎年参加してくれる方々に加え、ここ掘れ和ん話ん探検隊主催の十三峠トレッキングに参加された方や、新潟大学の学生達の参加もありました。新しく掘り出された敷石道は5mでしたが、崩れた土砂でまた埋もれていたり、草だらけになっていた敷石道の修復作業も行い、再び美しい敷石道が復元されました。
  恒例の昼食会の後は森林セラピー基地温身平を散策し、参加者の皆さんに小国の地域のこと、森林のことを知ってもらいました。

新しく掘りだされた敷石の前で
大学生の皆さんも頑張ってくれました

恒例の朴葉に包まれた雑穀のおにぎりや山菜料理の昼食は今回も大好評!

2012.9.29 第10回の様子

 ・参加者: 約60名
 ・復元距離: 54m

今回も遠くは東京や宮城県など遠くからの参加をいただき、記念となる第10回目の敷石掘りを実施した。玉川コミセン広場では、次の予定があるため少し早目に、盛田小国町長からご挨拶をいただき、その後開会行事を行った。掘り起こしは萱野峠頂上から足野水側に下り間もなくの地点で、3班に分かれて行った。4班(新潟大学チーム)は、以前に掘り起した場所の、敷石に積もった落ち葉などの除去作業を行い、数年の間に積もった落ち葉などがきれいに取り除かれた。1班で掘り起こした敷石は、黒沢峠のものに勝るとも劣らない長方形に加工された素晴らしいもので、参加者を喜ばした。2、3班は頂上直下から小川までの間を担当、1班同様に揃った敷石を掘り起こしたが、途中数メートルは地滑りによって厚い土に埋もれており掘り起こしを断念。
 今回は計54mを復元し、初回からの掘り起し合計距離は890mとなった。終了後は何時ものように地元のお母さん方が腕をふるった美味しい郷土食をご馳走になり、午後のイベントである木工クラフト作りや大里峠のトレッキングに分かれ一日を楽しんだ。

作業後の第3班の皆さん

黒沢峠に勝るとも劣らない美しい敷石

2011.9.24 第9回の様子

 ・参加者: 57名
 ・復元距離: 50m

>平成19年に始めてから、昨年の第8回まで年2回の開催であったが、今年の春は峠内で間伐の作業を行っており、危険防止のため今回1回の開催となった。そのこともあり57名と大勢の参加をいただいた。また、事前に草刈りなど手入れがされていたことや、里程標が設置され距離の目安ができたことも評価でき事柄である。
 反省点として、参加者の一人が蜂に刺されるというアクシデントがあったが、今後のイベントでは更に安全対策には万全を期す必要がある。また、地元の参加者が相変わらず少なく、大里・萱野峠という財産を認識してもらう手立てが必要である。今回掘り起こしした場所は敷石がまばらで場所の選定も難しくなってきていることから、足野水側に重点を置くことも今後の課題である。

 今回敷石掘りの印象を句にして披露していただきました。

・ (いにしえの)苔むす道を 訪ぬれば 萱野の秋に 汗輝きて (高畠町 宮原さん)
・ 秋の陽に なにやかにやと ここ掘れと 八十の敷石 萱野の峠 (南陽市 鏡さん)


2010.10.2・6 第8回の様子

 ・参加者: 約50名
 ・復元距離: 95m

過去7回の敷石惚れ掘れ探検隊の発掘や、学校行事などでの発掘作業で既に694mを掘り起している。今回は第8回目の探検隊の掘り起しであるが、何時ものように町内は勿論県内外からも多くの方々に駆けつけていただた他、地元スポーツ少年団9名も参加し、総勢約50名が5班に分かれ爽やかな秋空の下作業を行った。今回は全体で94.5mを掘り起こし、これで敷石区間全体の784mを掘り起こしたことになる。作業終了後は「玉川コミュニティセンター」で、地元のお母さん方が作った手料理の郷土食を美味しくいただいた。午後からは、木工クラフトと大里峠のトレッキングに分かれ秋の一日を楽しんだ。

一生懸命に作業する皆さん

直ぐ道脇から豊富な湧き水が
古道には1m口位の大きな石橋がかけられており、湧き水を沢に流すようになっていた

2010.7.17 第7回の様子

 ・参加者: 約50名
 ・復元距離: 54m

第7回も遠くは宮城県などからの参加者を含め、約50名の方に参加していただいた。今回の掘り起こしは玉川側中腹で、現在歩いている道から若干離れた古道と思われる場所を4班に別れ挑戦した。掘っても掘っても古道か否か分からない所もあり、4班合計の掘り起こし距離は20mほど。猛暑の中、木陰で涼を取りながらの作業となった。終了後は何時ものように地元のお母さん方が腕をふるった美味しい郷土食をご馳走になり、午後のイベントである木工クラフト作りや森林セラピー基地のトレッキングに別れ一日を楽しんだ。

掘ってもホッテモ宝物が出ない
出るのは”大汗”のみ

玉川大橋を渡り現場に向かう参加者

2009.10.3 第6回の様子

 ・復元距離: 31m

6回目は敷石掘りをメーンにしながらも地域の宝物を探そうと、萱野峠トレッキング、三平岩屋(小国町指定史跡)と大里峠の凶霊供養塔(小国町指定有形民族史跡)を見学、そして大里峠トレッキングを合わせて行いました。
 敷石掘りは作業時間や場所の都合で、31mしか掘り起こしできませんでしたが、以前に掘り起こした敷石が雨に洗われてきれいになっているのを目にして多くの方から感嘆の声が聞こえました。昼食は、いつもの地元のお母さん方が手づくりしてくれたおにぎりと郷土食に参加者から「おいしい!おいしい!」大合唱。
 三平岩屋の見学と合わせて、元小国町助役の相馬宗兵衛氏から、「鱒突き三平」と「良寛について」のお話を聞くことができました。  その後、大里峠の頂上まで往復するトレッキングを行い、梅花皮荘の温泉で汗を流して第6回敷石惚れ掘れ探検隊を終わりました。
 なお、この事業は、社団法人東北建設協会の「みちのく国づくり支援事業」の助成を得て実施されました。

第1班の皆さん
なかなか石が出てきませんでした

相馬宗兵衛氏より三平岩屋と鱒突き三平のお話を頂きました

2009.7.4 第5回の様子

 ・参加者: 約70名
 ・復元距離: 110m

第5回の参加者は、来春閉校が予定されている玉川小の児童8人や、遠くは栃木・宮城・岩手など県外からの参加者を含め総勢約70名が汗を流した

掘り起こした敷石を前にして記念撮影
第3班の皆さん

敷石道の真ん中から杉の木がニョキニョキ!
ここは第4班の小学生の皆さんが掘り起こしてくれた。感動~感激!ずうーっと記憶に残るでしょう。

2008.10.4 第4回の様子

 ・参加者: 約50名
 ・復元距離: 90m

4回目は10月4日に総勢約50名が参加し、はじめて足野水側にもチャレンジした。今回新たに90mが掘り起こされ、これで計431mとなった。足野水側の一部には石畳と呼ぶに相応しい平らな石が敷かれており(写真右)、掘り起こしに関わった参加者を喜ばせた。昼食はいつものように「玉川コミュニティーセンター」で、地元のお母さん方が腕を振るった雑穀おにぎりや山菜料理を美味しくいただいた。その後敷石発見報告会が行われ、午前の部を閉じた。
  午後からは天狗平ロッジまでバスで移動し、ミニ講演会「荒川流域と自然環境の保全」と題し、国土交通省北陸地方整備局 横川ダム管理支所 支所長 石川一栄氏の講演が行われた。荒川は「平成の名水百選」にも選定されいるきれいな川である。この清流を守るためには森林の管理が重要とのお話をお聞きした。 その後、温身平ブナ原生林トレッキング(写真下)が行われ、今回のイベントを閉じた。

2008.7.5-6 第3回の様子

 ・参加者: 約50名
 ・復元距離: 98m

第3回目は、遠くは宮城県からも参加し、総勢50名余が敷石発掘に心地よい汗を流した。「土の中から敷石が顔を出し、感激」「先人のなせる業に感服」「全部掘ってからの姿を見たい」などの感想があった。昼食は、地元のお母さんたちの雑穀入りおにぎり。朴の葉につつんで香りもいい。なめこ汁・山菜づくしのおかずにも絶賛の声が。 午後は、先のツーデーウォーキングのビデオ放映と小国を紹介したスライドで楽しんだ。
 参加者は、秋に予定の4回目の日程を確認するなど楽しみにしていた。 今回の記念品は、大蛇伝説で有名な大里峠から産出する蛇骨(繊維石膏石)と峠のペンダントだった。終了後、飯豊山の登山口にある「天狗平ロッジ」に宿泊し、翌日は森林セラピー基地「温身平」の散策を楽しんだ。

2007.10.20 第2回の様子

 ・復元距離: 140m


2007.7.1 第1回の様子

 ・参加者: 79m
 ・復元距離: 103m

  • 過去のイベント報告


※過去のイベントの様子はブログでも紹介しています。

越後米沢街道・十三峠交流会 事務局
(NPO法人ここ掘れ和ん話ん探検隊)越後米沢街道・十三峠

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